ニュースよりお墓の在り方を考査する

こんにちは。

今回のブログは今年初めて

薄田が書かせていただきます。

宜しくお願い致します。

先日、自宅でインターネットのニュースを

見ていると、「海岸に大量の墓石」

という衝撃的な見出しがありました。

見出しが気になり内容を見てみると、

福岡県にある干潟の海岸、護岸工事の為に

今から５０年以上前（戒名や本名が刻まれた墓石）

魂抜きはされているそうですが、原型をとどめたまま

そのまま自然石に交じって海岸に横たわっているそうです。

今では再利用するにしても

「そのままの姿を残して再利用されることはない」事や

「根固めの機能が保たれている」という観点から

撤去する予定がない事など併記されていました。

私見になりますが、魂抜きはされているとはいえ

そのままの形で横たわり、波にさらされている姿は

見てしまった方は、何とも言えない気持ちになるであろうことは

信仰心の強くない私でも容易に想像されます。

＊下記写真は、地元香取神宮「要石」凸形です。

前述したニュースを見た為、

以前から耳にする機会の多かった

墓じまい・改葬(お墓のお引越し)に

関して調べてみました。

墓じまいと言う名前や流れをご存知

の方も多いかと思いますが、

簡単に説明致しますと

現在のお墓の撤去、遺骨の移動

(他墓地・永代供養墓地)を更地にする作業。

また前述した通りお墓の引っ越しの事を

総称して、改葬と言うそうです。

背景には、少子高齢化や核家族化で

お墓を継ぐ人がいない、

お墓が遠方にあるなどの理由で

墓じまいや改葬を希望される方が増えているそうです。

更に調べていくと、

手続きが非常に煩雑である事。

特に改葬に関しては移動先を決めるところから始まり、

管轄する役所と現在の墓地を管理しているところ

移動先の墓地を管理しているところを

行き来しなければいけないようで

時間も必要なようです。

（一例として）

費用も墓じまいで１㎡につき１０万円～

改葬も平均で３００万円(お墓を立て直す場合)と

高額になることが多いようです。

※香取市小見川にある初代松本幸四郎さんの墓石です。

前項でお伝えした通り、墓じまい・改葬には

非常に時間も、お金も労力もかかることが

お分かり頂いたかと思われます。

当社宛にも

「出生地から住まいがある近くのお墓に改葬したい」

「お墓の維持・管理が困難な為、見回りして欲しい」

「お墓の草刈り、花や掃除を定期的に行って欲しい」

など、様々なご相談を頂きます。

当社が窓口となり、上記のお悩みやご相談、

各種お手続きなどを手配・作業を行っております。

今回のこのブログをキッカケにしていただき

普段から意識・心掛けをすることで、

いざというときに慌てない環境づくりを

行える当社がいると認識頂けると幸いです。

私、薄田が担当させて頂いた

今年最初のブログとなりました。

本年も昨年に引き続き、有意義な内容を提供する

ことは前提として、現場・設営担当の目線より

現場や身近で起こる出来事を、お客様目線で

お伝えして行こうと考えております。

引き続きのご愛顧を

よろしくお願い申し上げます。

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